来たる2017年2月4日（土）〜5日（日）に、Yutakaで手がけたお家の完成見学会を行ないます。今回のYutaka Styleは「薪ストーブと暮らす家」。 お施主さまの念願だった薪ストーブを始め、オーガニックな暮らしをふんだんに感じられるお家に仕上がりました。ぜひご覧ください。

Yutaka Styleとは

いい素材を使えば、必ず心地よい住まいになるとは限りません。また、家は大きければいいというものでもありません。 Yutaka Styleは、選び抜いた自然素材をふんだんに採用し、それをしっかりと設計で活かす、本物の心地よい家。 言葉や写真ではお伝えできません。ぜひ、五感で体感してください。

見どころ

（１）柱・梁・床に無垢の西川材
（２）漆喰の外壁
（３）薪ストーブ
（４）吹抜けのあるおおらかな間取り
（５）家の軒下で楽しめるDIY作業空間

設計士の思い

この家の敷地は、北西に秩父方面の山々を一望することができ、のどかで開けた場所にあります。今回は、おおらかな日高の土地にしっかりと根を張るように、建物の高さを抑えた設計で進めることにしました。

まずはじめに、車やDIYが好きなご主人のために、出入りしやすい広めの駐車スペースとDIYの作業場として楽しめる軒下空間を確保しました。一方、南側のお庭は目の前に新築が建つことが予想される場所だったため、敷地内で自然豊かな暮らしを実現できるような外構を計画。リビング、ダイニング、キッチン、ウッドデッキそれぞれの場所から、落葉樹が眺められるようにしました。また、二階の西側バルコニーや寝室からは秩父の山々が眺めるように、多数の窓を設けています。

そして、中心に置かれた薪ストーブは、吹抜けのリビングを通って小屋裏二階の書斎、寝室、子供室と緩やかにもつながるよう計画。家全体で暖かさが共有できるようにしています。スイッチ１つで温熱環境をコントロールするのではなく、薪をくべたり、窓を開けるといった人間らしい自然な暮らし方が楽しめる家になったと感じています。