来たる2017年11月25日（土）～26日（日）に、Yutakaで手がけたお家の完成見学会を行ないます。今回のYutaka Styleは「木立の中に佇む家」。 風景に溶け込むような佇まいと、ダイナミックな吹抜けが魅力のお家です。ぜひご覧ください。

Yutaka Styleとは

いい素材を使えば、必ず心地よい住まいになるとは限りません。また、家は大きければいいというものでもありません。 Yutaka Styleは、選び抜いた自然素材をふんだんに採用し、それをしっかりと設計で活かす、本物の心地よい家。 言葉や写真ではお伝えできません。ぜひ、五感で体感してください。

見どころ

（１）柱・梁・床にふんだんに使った西川材
（２）漆喰の内・外壁
（３）吹き抜けのある大らかな間取り
（４）広い軒下デッキの存在感
（５）既存のスタイルではない「ゆたかStyle」

設計士の思い

長くこの土地にお住まいのO様ご家族は、20年近く建て替えを模索してこられたそうです。その時間が報われるように、設計者としても身が引き締まる想いでプランニングに入りました。
当初、20年ものあいだ住まいに対して考えてこられたということで要望が多いのではと思っていたのですが、O様から出されたご要望は、極めてシンプルなものでした。
「木立ちの中に、ひっそりと佇むような家にしたい」
「健康で伸び伸び暮らしたい」

この建物は高さを抑えるために小屋裏二階で計画し、南から来訪者が入ってくるためリビングが玄関アプローチから見られないよう拝領しました。
敷地は広かったのですが、北側に雑木を植える庭を配した他は、元々建っていた建物と同じ配置としました。

今までは小さなお子様がいるご家族の家が多かったのですが、今回は大人５人。
一人ひとりに居場所がありながらも、互いの気配は感じられる、そんなO様ご家族を包み込むような住まいになったのではないでしょうか。