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「食へのこだわりをたどっていったら〜地産地消〜」建物見学会のお知らせ
日程:2019/7/27~
来たる2019年7月27日(土)〜28日(日)に、Yutakaで手がけたお家の完成見学会を行ないます。今回のYutaka Styleは「食へのこだわりをたどっていったら〜地産地消〜」。 ドーマーのある片流れ屋根のお家です。ぜひご覧ください。
Yutaka Styleとは
いい素材を使えば、必ず心地よい住まいになるとは限りません。また、家は大きければいいというものでもありません。 Yutaka Styleは、選び抜いた自然素材をふんだんに採用し、それをしっかりと設計で活かす、本物の心地よい家。 言葉や写真ではお伝えできません。ぜひ、五感で体感してください。
見どころ
(1)片流れの大屋根
(2)玄関ポーチを兼ねたウッドデッキ
(3)技が光る職人たちの仕事
(4)ドーマーのある部屋は建築のキュビスム?
設計士の思い
飯能市の空き家バンクから見つけた土地。古い家屋が残っていて、敷地の境界には生け垣があり、梅の古木が数本、柿、金木犀などの高木が敷地の年期を感じさせます。
何十年も前から人が住み続けていた土地は、敷地そのものに落ち付きと安心感のようなものがあります。そして里山に囲まれながら地域の環境にコミュニティーが感じられます。たとえればおばあちゃんの手のひらみたいな印象です。施主様は出来る限り樹木を残したいとの考えでしたので、私にとってもうれしいことでした。
さて、住まいの話。施主様との打ち合わせの後の雑談で、偶然にも「人生フルーツ」という映画を見たという共通点が見つかり、このことが結果的に設計の「とっかかり」になりました。その映画のワンシーンに、雑木にかこまれた庭に手作りの小さな「道しるべ」があり、そこに「うちには玄関がありません」とあります。玄関を目指す来訪者への気使いなのでしょう。
さて、しかし…D邸に玄関扉はつけました。でも木の玄関扉を開けて入ってみると玄関というイメージはほとんどしないと思います。玄関に当たり前のようにあるもの…例えば靴箱とかは見当たりません。(それは支度室にありますが…。)ほとんど全部見渡せます。
家に居るときは、いつも同じ空間に居たい…というご夫妻の空間が見渡せます。その代わりに、道路からのアプローチは曲がりくねった森の小道のイメージです。梅の古木の腕の下をくぐり抜けて、下草などに迎えられ、広いウッドデッキに到達。 そして木製の玄関ドアへ。そのわずかな時間がD邸のプロローグです。
室内に迎い入れられ、最初に目にとび込むものは、薪ストーブではないでしょうか。昨年の暮れに、ご夫妻とご一緒してファイアーワールドの石川氏のショールームに薪ストーブを見に行きました。ご夫妻はいろいろなストーブの炎をためつすがめつして、見ておられました。
それにしても炎の求心力はすごいです。お仕事の関係で本がたくさんあります。本と薪ストーブはよく似合う…。そう思っていましたが、求心力こそが本とストーブの共通点なんだと思い当たりました。
リビングの壁いっぱいの本棚、本棚をくりぬいたような窓。そして吹き抜けと、煙突、2階の寝室の室内窓からはリビングが見下ろせます。ドーマーのある片流れ屋根の家が出来ました。
日程 | 2019年7月27日(土)~28日(日) |
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時間 | 7月27日(土)10:00〜16:00 / 7月28日(日)10:00〜16:00 |
場所 | 飯能市上畑 |
備考 | ※完全予約制です。ホームページのフォームか、お電話(04-2953-2379)にてお申し込みください。 ※お申し込みいただいた方に詳しい住所をご連絡いたします。 ※会場周辺にはオレンジ色の案内看板を設置しております。会場への目印にしてください。 ※会場では必ず靴下の着用をお願い致します。 ※お車の場合、隣接している空きスペースに駐車してください。 |
当日の連絡先 | 080-3208-7764(見学会当日のみ) |