BLOG-01棟梁日記
親方の番付
こんばんは。
今日は寒かったですね~
北海道も大変なことになってるようで
いよいよ冬に突入ってとこでしょうか。。。
下小屋ではストーブの薪をくべるのが忙しいです。。。
かなり古~いですが本当に助かっています。
ストーブの前に座ると、なぜだかジーっと炎を見つめて
考え事をしちゃうんですよね。。。
なんか炎って不思議ですよね・・・
横架材の墨付け、刻みも順調に進みまして
今日は柱が搬入されました。
杉の3寸5分(105㍉)角です。
もちろん西川材です。
これから1本1本視ながらどの場所に使うか考えて
墨を付けます。
今は製材に掛けて真っ直ぐですが
木目や節を視て建てた後に、どう曲がったり捻じれたりするか
予想しながら決めていくのです。
こっちは通し柱。
1階~2階まで1本で通す重要な柱です。
サイズも大きく4寸(120㍉)角で6メートルあります。
建物の角に使う事が多いですね。。。
そういえば墨付けをしていて番付と言って
これはこの場所ですよと記しをするんですね。
横がいろは歌で縦が数字で付けているのですが、
昔、小僧(見習い)の時に自分の親方の番付がとても上手だったんですよ。
いつも憧れていて、俺も墨付け出来るようになったら
親方のように きれいに書きたいと思っていたんです。
なんだか親方にそっくりになりました(笑)
親方はもっと上手かったと思います。。。
でも親方の番付に似ている自分に少し嬉しく、一人で照れていたのでした。。。
天国に居る親方・・・どうっすか?
少しは近づけました?
棟梁 安食 保