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BLOG-01棟梁日記

親方と弟子と

               こんにちは。

  本当に高校野球の終わりと共に夏が終わった感じがしますね。。。

 なんだか朝の寒さに少し鼻水が出ます。。。

 毎日の晩酌で気持ち良くなり、薄着で寝落ち。。。

 深夜1時~2時に目が覚めて歯磨きをして寝る。。。

 こんな事ではいつか身体を壊すなと思っていますが

 たぶん今夜もまた。。。

 

 仕事や好きなゴルフをいつまでも楽しめるように

 心入れ替えて規則正しい生活に。

 来週からがんばろ(笑)

 

 さて、高萩の家が引渡しも終わり、YUTAKA Handmadeの脚折の家です。

 

 刻みはほぼ終わりまして

 下小屋も材料でいっぱいです。。。

 後は柱が終われば上棟を待つばかり

 少し先になりますが9月下旬の上棟予定です。

 

 ところで、刻みは材木と向き合う貴重な時間ですが

それと同時に刃物等の道具とも向き合わなければなりません。

 切れ味が悪くなれば直ぐに砥ぎ、また刻む。

 材木と向き合い、道具に向き合う。

 

 道具を見れば技量がわかる。

 古の職人はそう伝えてきました。

 これは突き鑿(ノミ)と言います。

 鑿には大きく分けて玄能(金槌)で叩いて使う叩き鑿と

 柄を持って突く突き鑿のタイプに分かれます。

 

 普段の造作などの仕事では叩きの方を使うことが多いのですが

 刻みでは突き鑿も使います。

 

 この突き鑿は13年前に亡くなった私の親方が使っていたもので

 形見としてもらった鑿です。

 

 

 ずっと使わないでしまっておりましたが

 今回の刻みをきっかけにカズマに砥がせました。

 自分の親方の形見を自分の弟子が直して使う姿を見て

 なんとも言えない感じです。。。

 

 カズマが何を感じてくれたかは分かりませんが

 こうして、技術も道具も、そして職人としての「気持ち」も。

 

 自分もまだまだ半人前ですが、少しでも伝えられたらと想います。。。

 

 親方。。。

 みてるかな。。。?(笑)

 

         棟梁 安食 保

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yutaka | 2015年8月28日

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