BLOG-01棟梁日記
地元の木
こんばんは。
始まりましたね、日本シリーズ。
今、TV観戦しながらキーボードを叩いております(笑)
日ハムは期待の大谷君が先発でしたが打たれてしまいました。
やはり最強の広島打線は凄いです!
現在8回5-1で広島リード。
どちらが日本一になるのか。楽しみです。
さて本日はフォレスト西川さんhttp://www.forest-nishikawa.com/にご協力頂き、西川材見学会を行いました!
先ずは西川材の産地に足を踏み入れます。
西武秩父線吾野駅から車で山を登り、徒歩で森の中を進みました。
空気がとても綺麗で気持ちいいです。
これから伐採作業を見学させてもらいます。
職人さんの話は興味深々。
樹齢100年を超える杉の木を切ってもらいました!
凄い迫力!
ドス~ン!!と地響きがしました!
狙った方向に正確に倒すその技術は正に職人技
この木がYUTAKA Styleで使われているのです。
う~ん。なんか愛おしい。。。
山を下りて製材所の見学。
伐採された木は製材所で「材木」に姿を変えます。
大きな機械で製材されます。
綺麗な梁になりました。
ここから時間をかけて乾燥させて更に加工されて仕上がってYUTAKAで使われるのです。
参加したOBのお客様や、建築中のお客様は「我が家の梁もこうして出来ているんですね。
なんだかうれしいです」と言ってくれました。
最後は市場を見学。
沢山の西川材。圧巻です。
ただ、昔よりずっと少なくなったそうです。
安い外材や新建材が出回り価値ある材木の需要が減りました。
林業も衰退の一方で地元の材木屋さんもどんどん減っています。
私たちの周りには、こんなにも素晴らしい自然の恵みと
林業を生業にとして必死に頑張っている腕の良い職人さんがたくさんいるのです。
自然の恩恵を有難く利用し、手をかける事は自然破壊ではないのです。
山を愛し、80年~100年の長い時間をかけて植林していく。
人の手が入らなくなって荒れていく山。
本当に悲しいことです。。。
地元で育った木を使い家を建て、長~く住む。
伐採された後、植林して100年後にまた使われる。
こんなロマン、なかなかないですよね。
古からの知恵と技。そして自然の恵みを僕たちの孫やその孫まで残してあげたいな。。。
もっともっと真剣に。
みんなで動き出さなきゃ。。。
棟梁 安食 保