BLOG-01棟梁日記
小さな力だけど
こんにちは!
今日は西川材でお世話になっているフォレスト西川さんと打ち合わせをしました。
https://www.forest-nishikawa.com/
弊社では構造材から仕上げ材まで全てを地元、西川材の杉、桧で家づくりを進めております。
このところのウッドショックもそうですが、工務店も、材木店も、製材業も林業も
大きな転換期を迎えていると感じます。
高度成長時に多くの住宅が必要となり、効率化が進み
日本の伝統的な工法の影が薄くなりました。
それに伴い、外国の安い木材、新建材の普及で、素晴らしい国産材の需要が急激に減っていきました。
次第に人の手が入らなくなった山は荒れ、切時の材木もそのままになり
林業も衰退期に入っていきました。
こんなに素晴らしい資源が日本には沢山あるのに
商売にならない材木は若い人材も来なく負のスパイラルに陥っているのです。
今回のコロナの問題やウッドショックは、国産材にとっては良いチャンスだと想うのです。
林業だけではなく、製材業、材木店、工務店が力を合わせて
日本の素晴らしい材木、そして木造建築の技術を継承していく必要があると想うのです。
先ずはフォレスト西川さんと協力し合って頑張っていきたいと思います。
本当に小さな小さな力だけど
一歩一歩、歩んでいきます。。。
棟梁 安食 保