BLOG-01棟梁日記
暮らしを繋ぐ
こんにちは!
豆まきしました?
私はやりませんでした・・・恥ずかしくて(笑)
子供のころは、親父が大声で「鬼は外、福は内」と勢いよく豆をまいていました!
あの頃も子供心に「恥ずかしいなぁ」と思ってましたが・・・トラウマかな。。。(笑)
今日は大規模リフォームのご相談を頂きました。
築60年の平屋の住宅にご夫婦と幼いお子様2人の4人暮らし。
とにかく寒いという事で断熱は最重要点。
私の家も、推定築70年。
リフォームは13年前にしておりますが、その前は家の中で白い息が出る始末
航空自衛隊入間基地関係の防音工事だったので天井や壁は断熱材の補強は出来ましたがサッシのガラスは単体のまま。
昨今の高性能住宅をいつも作り手として羨む超低性能住宅に住んでおります(笑)
今、エネルギー、地球温暖化など様々な課題があり、住宅もなるべくエネルギーを使わずに
快適な住環境をという流れです。
特に日本は四季があり、夏は高温多湿、冬は低温で乾燥と住宅には厳しい環境ですが
太陽に寄り添い軒の出や植栽などをうまく配置し、風向きなどもしっかりと計画すれば
快適な住環境を作れます。
昔の家は、もちろん断熱性能は中々厳しいものがありますが
軒の出や配置などは非常に良く考えられていたと思うのです。
新築、リフォームに限らず、家を長持ちさせるにはどうしたらいいのか。。。
「今」だけではなく、20年、30年後の自分たちの暮らし。
性能ばかりではなく、飽きの来ない愛着の深まる家。
使い込む程に、そして時を経て味わいの増す家。
この両方のバランスを整えることが非常に大事なのではないでしょうか。。。
「オヤジの造った家、カッコいいから俺、住むわ」
こんな家づくりが出来たなら、空き家問題も少しは良くなるんじゃないかな。。。
棟梁 安食 保