BLOG-03社長の日常
もくよう連 山形県金山町視察
皆さん こんにちは。
朝夕 少しずつ 涼しくなり
過ごしやすい季節になってきました。
10月12、13日 もくよう連主催の
「山形県金山町視察」に参加致しました。
山形県北東部にある金山町
人口約7000人 雪深い地域。
昭和59年 「街並みづくり100年運動」を提唱。
金山町では 昔から水路があり
各家々に水が供給され 庭には鯉をかい
水の浄化と急な来客やお正月などに
食べていたそうです。
私の亡き父も 山形県出身で
お正月に 鯉こくを毎年作ってくれました。
雪深い 金山町には 屋根付きの
木造の橋があります。
私の師匠の秋山先生の同級生
東京藝術大学卒 片山和俊先生の設計
良質な金山杉をふんだんに使い
金山大工の技術と片山先生の設計力の結集
雪深い冬 小さな子供達の通学のために造られたそうです。
2日目の午前中は金山杉の見学
樹齢300年の大美輪の大杉
毎年 私も西川材の伐採見学を行っていますが、
こんなに大木な樹齢300年を超す 杉の山を観たことがありません。
自然の偉大さと 圧倒的な大杉の存在に
感動しました。
午後から 益子先生設計
金山町火葬場の見学
道路からのファサード
アプローチ
勾配天井の廊下
まるで 森の中にいるような 空間
コンクリート打ち放しの内外装と金山杉の調和
自然に溶け込んだ 落ち着いた空間
大切な人を 気持ちよく送り出せる
素晴らしい建築だど感じました。
今回の金山町視察を企画 運営して
頂いた もくよう連幹部のみなさん
本当に貴重な体験をさせて頂きました。
改めて感謝申し上げます。
Woody Days
安食 一