BLOG-01棟梁日記
カズマの「台持ち」
こんばんは。
本日、勤労感謝の日。
働ける事に感謝して出勤です(笑)
明日、24日に引き渡しを控えた「小金井本町の家」
先日造りました座卓を河野塗装さんに
オスモのクリアーを塗ってもらいました。
そのままでも十分綺麗なのですが
艶が出てとても綺麗に仕上がります。
明日の引き渡しでお披露目です。。。
喜んで頂ければいいな~。。。
この間紹介しました継手の「台持ち」。
カズマがコツコツ刻んでいます(笑)
鉋で平らにしています。
この継手、とても強い継手で
自分は6寸(180㍉)~尺(300㍉)位の梁の継手に
よく使います。
普通、継手は構造上や納まりの都合等の理由で
柱の上(通り芯)では継がないで
柱から少し(180~300程度)ずらして継ぎますが、
この台持ちは文字どうり台(柱)で持つ継手、つまり
柱芯で継ぐのです。
継手の真ん中に長方形の穴が開いています。
柱の仕口「ホゾ」です。
こんな感じです。
本当に昔の大工さんは素晴らしい知恵と技術で
仕事を楽しんでいたんだろうな~と継手や仕口を見ても
想像できます。。。
自分もまだ42にひよっ子(笑)なんで
もっともっと修行します。。。
明日は、午後から小金井本町の家の引き渡しに行って来ます。
棟梁 安食 保