BLOG-03社長の日常
フィン ユール Finn Juhl‘sHouse
皆さん 海の日の休日
楽しんでいますか?
私は事務所でエアコンの中 涼しく 仕事しています。
今年は もの凄く 暑いですね~
雨もあまり降らないので 水不足が心配ですね。
さて 北欧建築デザインツアー 4日目 6月10日 土曜日
フィン ユールの自邸に行ってきました。
1941年 コペンハーゲン郊外 クラットウェンゲにて着工。
彼は アルネ ヤコブセンの影響を受けましたが、「建築物は、まず外装を考え内装をはめ込む」
という当時の常識に疑問を持ち、まずは理想の内装と空間活用を考案し、それを満たす外装設計を
手がけたそうです。
主寝室
西側の窓の前には ダイニングチェア 1953年製
丸テーブルの廻りには アームチェア FJ48 1948年製
リビングルーム
下記写真の 左側の1つが アームチェア FJ44 1944年製
当時 ブラジリアンローズウッド材で12脚のみ製作されたそうです。
隣の2つの椅子は フィン ユールの代表作であり デンマークを代表する椅子
イージーチェア FJ45 1945年製
「世界で最も美しい肘を持つ椅子」と言われているそうです。
本当に上品で慎み深い椅子ですね。
玄関からつきあたりにあるガーデンルーム
大きな窓から 光がふりそそぎ 外と内が柔らかく
繋がっている とても好きな空間でした。
その ガーデンルームの外側には ブドウ棚があります。
庭のテラス ブドウ棚とベンチ
思わず 座り 庭を眺めていると 「なんと気持ちのよい家なんだろう~」
と独り言を言っていました。
どの 部屋に行っても 中と外のつながりを大切にした設計を感じ
自身の家具やアート作品 外の景色の心地よさに包まれながら
暮らしを楽しむ 彼の想いや人柄を感じることが出来ました。
フィン ユールが50年近くにわたって この家と周りの自然を
楽しみながら暮らした家。
こんな 暮らしを提案したい
素晴らしい体験をさせてもらいました。
代表取締役 安食 一